東日本大震災において、多くの建築物で天井が脱落し、甚大な被害が生じたことを踏まえ、国土交通省は、天井脱落対策を強化するため2014年4月に法改正を行いました。この改正は、建物を建築する際に適合を義務づけるものですが、文部科学省は、既存の体育館についても、対策の要請を行っています。 当改修工事では、天井下地・天井材の更新を行い、非構造部材の安全性を高めると共に、照明器具をＬＥＤに改修するなど機能性の向上を行いました。